なんとなく 思ったことを 書いてみる
引き続き中国戦観戦記。
この記事は3つ目のポイントである「大久保嘉人」について語りたいと思います。
では解説。
○大久保嘉人
大久保の起用にイライラしている方が多いのではないでしょうか。
すでに嫌気がさして、イライラも通り越して笑ってるかな。
残念ながら大久保は代表戦に出れるほどの実力はありません。
一瞬のスピードだけで勝負出来るほど世界は甘くない。
決定力が致命的。
ボディーコンタクトが弱すぎる。
など、文句をつけようと思えばいくらでも出てきてしまうプレーヤーです。
では、なぜ岡田監督は大久保を代表に選び、また使うのか。
大久保は今の代表選手が持っていないものを持っているからです。
それは「貪欲さ」。
何が何でもシュートで終わろうという意識が、他の前線選手に比べて圧倒的に高いです。
この辺りが海外でのプレー経験が生きているんじゃないでしょうか。
攻撃で一番必要なのはゴールなわけですが、そのゴールを生むためにはシュートを打たなくてはなりません。
その作業を誰よりも行っている選手をなかなか選外とするのは難しいのではないでしょうか。
たぶん代表候補でこの作業を「当たり前」のように出来るのは、この大久保と本田です。
前項(アタッキングサード(とバイタルエリア))でも書きましたが、シュートを打たない攻撃は相手DFに恐怖を与えることが出来ない。
たとえ中盤のパス回しで相手を翻弄しても、それ自体には何も恐怖を感じません。
相手に恐怖を与えるのはやはりシュート。
それを自然に出来る大久保はやはり必要なのかなと思ってしまうのです。
ただあの決定力の無さは・・・ねぇ・・・。
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